ポーランドでは古来より、カトリックの修道僧がpiwnica(ピヴニツァ)と呼ばれる地下室で蜂蜜酒を醸造する習慣がありました。
クラシュトルヌィは伝統の手法で醸成された、まろやかな中濃タイプです。
クラシュトルヌィの魅力
ザラ感のある素焼きのボトルに深い琥珀色が魅力のお酒です。



クラシュトルヌィの楽しみ方
中濃タイプのクラシュトルヌィは、少量づつ、ストレートで飲むのがおすすめ。
デザート酒やナイトキャップにも最適です。
甘すぎて飲みにくい場合は、タンブラーに氷をたっぷり入れて、オン・ザ・ロックにするとOK
レモンやミントを添えれば、爽やかな飲み口になります。



Dwójniak ドゥヴイニャク ~中濃タイプ
『Dwójniak (ドゥヴイニャク)』は、水1リットルに対し、610グラムのハチミツが使われた中濃タイプの蜂蜜酒です。
アルコール度数は16%。醸造年月は約4~6年。
最も濃厚なPółtorak(プウトラク)とあっさり系Trójniak(トゥルイニャク)の中間で、初めての方でも親しみやすい味わいが特徴。
まろやかな甘さからスパイスの利いたドライ系まで、様々な銘柄があります。

その他の中濃タイプ
黒すぐりの果汁が効いた、スパイシーな風味が特徴。
ソーダ割りやオン・ザ・ロックにも最適です。
濃厚タイプ、中濃タイプ、あっさりタイプの飲み比べにおすすめ。
クラシュトルヌィを使ったレシピ
中濃タイプのクラシュトルヌィは冷たいカクテルにもおすすめ。
apis社の公式レシピより、中濃タイプを使ったレシピをご紹介します。
同じ中濃タイプ「クルピオフスキ」のレシピですが、クラシュトルヌィでもOKです。
MIODOHITO(蜂蜜酒のモヒート)
- 100ml クルピオフスキ
- 90ml トニック
- 10ml レモン果汁
- クラッシュアイス
- レモンスライス、またはミント

BEE OR NOT TO BEE みつばちか、否か
シェイクスピア『ハムレット』の名句「To be, or not to be」にあやかった情熱的なカクテル。
加熱したカクテルグラスを使います。
- 40ml ドゥヴイニャク・クルピオフスキ
- 20ml グレンモーレンジ
- オレンジ・ピール

SARMATA KUSICIEL (サルマタの夢)
- 60 ml クルピオフスキ
- 30 ml ウォッカ
- 10 ml グレープフルーツジュース

NIC NIE ROBIĆ (何もしない)
ラム酒を使った、少し濃いめのカクテル。ウイスキーを代用してもOK。
- 50 ml クルピオフスキ
- 30 ml ラム酒
- 10 ml レモン果汁
- パイナップル・スライス

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蜂蜜酒の原料について
apis社の蜂蜜酒=Miód Pitny(ミュウト・ピトヌィ)の原料リストは、LIST OF GRADIENTS をご参照ください。

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