ポーランドの貸し切りハウス Agroturystyka(ルベルスキ県)

ポーランドにはAgroturystyka(アグロトゥリスティカ)と呼ばれる非常にリーズナブルな『貸し切りハウス』がたくさんあります。
主に郊外の地主さんや家持ちの世帯が、空き家をまるまる一軒、宿泊施設として貸し出すもので、数家族で宿泊する場合、一家族50~70ズロチほどで宿泊することができます。
もちろん、少人数で宿泊することもできます。(その場合は、家の一部を貸し出す)
たとえば、子供が巣立った後、老夫婦が小さなアパートに移り、空き家を改装して貸し出すケースもあれば、アメリカに移住した親戚の家を譲り受ける形で貸し出すケースもあり、大きな家をプロパティとして持て余している郊外の世帯にはなかなか良い収入源になっています。
今回私たちが宿泊したのは、ポーランドの隠れた名所、Kazimierz Dolny(カジミエーシュ・ドルヌィ)に近い、 Wąwolnica(ヴォンヴォルニツァ)という村にあるAgroturystyka。
“Zielone Wzgórze” ジェロネ ヴジュグジェ
Gospodarstwo Agroturystyczne http://zarzeka.pl/
この家は、ヴォンヴォルニツァに隣接するNałęnczów(ナウェンチュフ)(ミネラルウォーターNałęnczowiankaの水源として有名)にある工場で働く季節従業員の家族の為に改装されたもので、就業期間には3世帯から4世帯の家族が共同生活していたそうです。
仕事も一段落して、家族も地元に帰ったことから、空き家となったものを旅行者に貸し出しているそうで、内部は普通の家そのもの。
家の内部は二世帯に分かれ、キッチン、バスルームも2箇所、地下室と屋根裏部屋にもさらにベッドがあり、最大16名が宿泊可能です。
それで一晩150ズロチは安い!
もちろん、一家族だけ、一晩120ズロチで、家の半分を利用することもできるそう。
サービスも臨機応変です。
ポーランド庶民は、ホテルになど泊まらず、寝る場所だけ提供してくれる安宿を利用するのが一般的。
朝食は、地元のスーパーで購入したパンやチーズやハムでサンドイッチを作り、夜は、ソーセージやチキンのグリル。
一から十まで手作り旅行ですが、馴れてしまえば案外楽しいものです。
「寝る場所だけ」といっても、TVやパソコン、暖炉、冷蔵庫、洗濯機、キッチン用品や掃除用具など、暮らしに必要なものはほとんど揃っているし、庭も広々して、まさに貸し切り状態ですからね。
ちょっとしたリフレッシュにおすすめです。
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e-holiday PL (Noclegi Search) http://www.eholiday.pl/
びっくりするほど高級なアパートなんかもありますよ。
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清潔感あふれるベッド。
寝室も広々として、非常に快適でした。

寝室の調度。細長い柱のようなものは旧式の暖房です。
部屋の隣が台所で、そこで火をくべると、寝室も暖まるようになっています。
元は古い農家なんですね。

こちらが旧式のコンロ。ここで火をくべて、料理を作ります。
今でも郊外の古い家に行くと、実際に調理に使われています。
火加減なんか難しいと思うのですが、鍋を置く位置で調節するみたいです。
調理もして、暖房もして、一石二鳥ですね。

これは地下室に下りる階段の壁にあった「ソーセージ燻製焼き場」です。
ここに生ソーセージをつるし、石炭でじわじわと温めて、燻製にするんですね。
またその熱が部屋全体に伝わり、暖房代わりにも。
たいした生活の知恵だと思います。
でも、煙ったくないのでしょうか・・

暖炉のある快適なリビング。
ここにも大きなダブルベッドがあるのですが、暖炉を焚きながら寝るのは煙たい。
日当たりもよく、調度もアンティーク調で、心地よいお部屋でした。

建物を正面から見たところ。
もっさりした感じですが、内部は広々として、清潔感にあふれています。

リビングや寝室から出入り可能なテラス。
庭はさらに広く、グリル用のスペースも。
手作りのブランコもあります。
泊まった時期が早かったので、緑がまったくなかったですが、春夏は草木が青々と茂り、非常に美しいことと思います。
ちなみにこのテラスから村が一望できます。ロケーションも抜群です。

§ 【Flicr】より
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