Piaskiのキャンプ場 駐車料催促の張り紙
ポーランドの最東北部、Piaski (ピャスキ)という町のはずれ──雑木林をずんずん歩いて行けば、ロシア領に突入するという最果ての地に、観光客用の小さなログハウスが十数軒集まったキャンプ場があります。
§ ロケーション
まるで爪楊枝のように細長いWiślana半島の最先端に位置し、南はWiślana湖、北はバルト海という素晴らしいロケーションゆえに海のリゾートとして人気があるのですが、キャンプ場の敷地が広く開放されていることから、無断駐車も多いらしく、正門前に上記のような張り紙が。
私もいろんな張り紙を見てきましたが、これほど茶目っ気のある張り紙も初めてで、ついついマクロで撮影。
敷地内に駐車したければ、受付で7ズロチ(日本円で210円ほど)払ってください、という警告文です。
きっと無断駐車が多いのでしょう。特に、若いアベックの。(それにしてもイラストが可愛い)
ニュウと伸びた手の先に黒い爪が光っているあたりに、オーナーのつのりつのった想いが込められているようです。
「210円」というと日本人には激安に感じますが、7ズロチと言えば、ベビーシッターやウエイターの1時間の時給ですから、決して安くはないですね。(あるいはそれ以上かも)
でも、他の有名観光地の駐車場が1時間=10ズロチとか課金することを考えると、終日7ズロチというのは大変な太っ腹ですわ。
それに、かちっと印刷された張り紙なら、なんか圧力かけるような雰囲気があるけども、こんなお茶目な張り紙なら「払いに行こう」という気持ちになりますし。
私もここに泊まってみたくなりました。
ちなみに、こちらがWiślana湖に面した敷地内の桟橋からの風景。この先がロシア。
地図の上では目と鼻の先。
歩いて(もしくは泳いで)国境を超える人もあるのかな。私も行ってみたい。
こちらはバルト海(グダンスク湾)に面した海水浴場。
この日はあいにくの天気で海水浴客の姿は皆無でした。
半島の横幅は1キロにも満たず、湖水浴と海水浴が同時に楽しめるのが魅力です。
ちなみにこの辺りの海は「ポーランドで最も水が美しい」「ヨード分が豊富で非常にヘルシー」と言われています。
【追記】
日本のパスポートでも、ポーランドのパスポートでも、ロシア入国にはビザが必要とのこと。
このWiślana半島を縦断する幹線道路501(グダンスカ通り)も、Piaskを終点にぷつりと切れていて、その先は鬱蒼たる雑木林なので、よほど勇気のある人でないと、歩いてこっそり国境を越えようという気にはならないと思います。
「船」という手段もあるけれど、すぐに沿岸警備隊に捕まっちゃいそうだし。
雑木林にも地雷が仕掛けられてるのかな・・
そんな訳はないと思うが、でもあり得ない話じゃなかったり。
1989年以前、世界大戦の頃など、この辺りの人々はどんな心持ちで暮らしてたのかなーと、ふと思ったりします。
今ではたくさんの海水浴客で賑わう、ごくごく普通のリゾートタウンですけどネ。
§ Krynica Morskaに関連する記事
§ Flickrより
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