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ポーランドの養蜂業と蜂蜜酒の製造工程について

これらのテキストは、Apis社から許可を頂いて、公式サイトの記事を私自身で翻訳しているものです。
分かりやすいように超訳している部分もありますので、よろしくご了承下さい。

この記事は、『ポーランドの蜂蜜酒の歴史と国家的意義』の続きになります。

§ ラズベリーやオーク材を用いた蜂蜜酒作りの技術

ポーランドの蜂蜜酒は、15世紀には非常に人気のある必需品でした。
商人達は、荷馬車、もしくは船で、「蜂蜜酒」と「蜜蝋」をグダニスクや欧州諸国へと運んでいました。
次から次に注文が殺到していたからです。

やがて、「miodowary」として知られる経験豊かな醸造業者によって、多くの町に蜂蜜酒の製造組合や製造所が設立されました。
そして、蜂蜜酒に多様な味わいと香りをもたらすために、ラズベリーやチェリーをはじめとする、様々な果実のシロップが加えられるようになりました。
また、新鮮なオーク材でこしらえた木の樽は、独特の味と香りを醸し出すため、非常に人気がありました。
特に、7月に採取された蜂蜜から製造された蜂蜜酒は、ポーランド人やリトアニア民族の間で愛飲されました。

§ ポーランドにおける森の養蜂業の歴史

bartnik(野性の蜂飼い)

bartnik(野性の蜂飼い)


ポーランドにおける養蜂業の起源は、ミツバチの生息する木々の穴から蜂蜜を採取する林業の活動から始まりました。

14世紀頃まで、野性の蜂飼いたちは、樹からくり抜いた蜂の巣を森から村へと運んでいたのです。

在る時点から、蜂飼いの仕事は、非常に儲かる仕事としてみなされるようになりました。
その事実は、ポーランドの港で売られていた蜜蝋の量や、貨幣の代わりに現物で支払われていたことが証明しています。

ポーランドの養蜂業は、ポーランドとスウェーデンの戦争により、壊滅的な打撃を受ける18世紀まで非常に繁栄していました。

§ 蜂蜜酒の製造過程

時に「ハニーワイン」として知られる蜂蜜酒は、薄めた蜂蜜を自然発酵させることで作られるアルコール飲料です。

蜂蜜酒の基本的な種類は、蜂蜜と水の量の加減で定められます。

たとえば、最も濃厚な『Półtorak(プウトラク)』は、水「1」に対し、蜂蜜「1.5」。

『Dwójniak(ドヴイニアク)』は、水「1」に対し、蜂蜜「1/2」。

『Trójniak(トルイニアク)』は、水「1」に対し、蜂蜜「1/3」。

『Czwórniak(チフルニアク)』は、水「1」に対し、蜂蜜「1/4」。

くわえて、蜂蜜の種類や、果実シロップ、ハーブ、発酵や醸成の加減によっても味は違ってきます。

蜂蜜酒には、まさに無限のバリエーションがあるのです。

しかし、どんな蜂蜜酒であっても、その製造過程には、特別な監視と注意が求められます。

原料の選別、酵母菌に適した環境、樽の準備……等々。

そして、何よりも、発酵と醸成のタイミングが、最終的に生成される製品の品質に大きな影響を与えます。

「醸成」こそが成功の鍵と判って以来、最新の製造手法は、伝統的なレシピと技術をベースにしています。

蜂蜜は、ユニークなアルコール飲料であり、人工香料や人工着色料、人工保存量などをいっさい加えない、ナチュラルで非常に栄養価の高い飲み物なのです。

ポーランドの蜂蜜酒 Miód Pitny

ポーランドの蜂蜜酒 Miód Pitny