王侯貴族が愛した伝統の味。琥珀色の美しいお酒です。オンザロック、カクテル、ホットミードなど楽しみ方いろいろ。京都はちみつ専門店「ミール・ミィ」にて好評発売中。

京都・ミール・ミィにて好評発売中☆

ネットで見つけたお客さまの蜂蜜酒レビュー

hotmead9

わたくし、ポーランドに在住で、実際にミュウト・ピトヌイをお買い上げくださったお客さまと直にお話する機会もありませんので、ネットに紹介されている記事からレビューを集めています。

ミュウト・ピトヌィ……というより、蜂蜜酒そのものが、その存在さえよく知られていないお酒なので、ネットにアップしてくださった方の意見は本当に貴重です。

現在、購入を検討されている方、どんな風に飲んだらいいのか、情報収集されている方の参考になれば幸いです。

なお、リンク先は、記事の削除などで無くなることもありますので、よろしくご了承ください。

ミュウト・ピトヌィをお買い上げくださった皆さま、本当にありがとうございました <(_ _)>

§ Twitterより

ツイートの内容はリンク先にございます。ぜひ参考にしてくださいね。

@Asailuck 浅生楽さま

プウトラク・ヤドヴィガ

@hamupasuta さま

ドゥヴイニャク・クラシュトルヌィ

kikka_kwmt さま

ドゥヴイニャク・クルピオフスキ

@QQQ_0w0 イエスマン・レイイチさま

ドゥヴイニャク・スタロポルスキ

§ ブログより

乾杯をしよう、若さと過去に さま

『スタロポルスキ』に関する丁寧なレビューを掲載してくださっています。

まずはストレートで飲んでみるとさすがに濃い。蜂蜜特有の甘さがガツンと来ますが、そこからは蜂蜜の香りを残しつつ、後からラズベリーの酸味が効いてきてなかなかバランスのとれた飲み口だと思いました。

次にロックで試してみました。これは良い。グラスを軽く回して少し冷えた頃に飲むと、初回の甘みが抑えられてキレの良い印象になります。アルコール度数も16度とそこまで高くないので、結構ゴクゴクいけてしまいますね。私はこれがデフォルトとなりそうです。飲み方としては、食事中というよりは食後がベストだと感じました。今まで食後に飲む場合には何か軽くつまみながら~という感じで飲んでいたのですが、ミードの場合はこれだけで十分デザートになります。

ドゥヴイニャク・スタロポルスキ

いやはやバーテンダーってやつは……さま

ポーランドのお酒ミード(蜂蜜酒)と、
そのミードをゆっくりと温めて飲めるナイスなアイテムを頂きました。
寒い冬に温かい甘いお酒。
美味しっ&楽しっ。

晴耕雨読的な日々さま

甘さ控えめの 味わい深いお酒だ
「うまい」
そして体が温まる
かなり高上がりな お酒だが気に入った
これはオススメですよ~
興味のある方は 試してみて下さい

トゥルイニャク・ピャストフスキ

トゥルイニャク・ピャストフスキのホットミード

§ 世界旅行博ポーランド・ブースより(2011年8月)

ポーランドの食器 ツェラミカ・アルティスティチナ』さまのブログより。
2011年8月、東京で開催された世界旅行博での展示の模様をレポートされています。

世界旅行博・公式サイトより。
世界旅行博 ポーランド・ブースにて

GRANNA JAPAN グランナジャパン
甘くておいしいハチミツ酒は、紹興酒より甘い感じ。3本飲み比べセットは、最終日には売り切れに。。。
食後酒用のグラスで頂きました。おいしいですよ。


「初めての蜂蜜酒」の選び方

一口に「蜂蜜酒」と言っても、国産、モダン、クラシックで、香りや風味、濃度がまったく異なります。初めて蜂蜜酒を買う時は、自身の好みが「あっさり系」か「濃い口」か、それに合わせて銘柄を選ぶことをおすすめします。

あっさり風味が好きなのに、いきなり濃厚タイプを飲んだら「まずい!」で終わってしまいますからね。

まずはご自身の好みからアプローチされることをおすすめします。

左から、プウトラク・ヤドヴィガ(濃厚)、ドゥヴイニャク・クルピオフスキ(中濃)、トゥルイニャク・ピャストフスキ(あっさり)。銘柄によって、見た目も濃度もまったく異なります。

プウトラク・ヤドヴィガ、ドゥヴイニャク・クルピオフスキ、トゥルイニャク・ピャストフスキ


ポーランドとハチミツ

3068089186_44fd91a665_z

ポーランドの名産と言えば、「ウォッカ」「ソーセージ」がよく知られていますが、日本で意外と知られていないのが「ハチミツ」です。

17世紀頃より、『Bartnik(バルトニク)』と呼ばれる野性の蜂飼いが森林地帯の主要な産業として発達したように、ポーランドにはミツバチが活動するに適した環境が広がり、良質なハチミツが採取できることで知られています。

今も、ちょっと郊外に行くと、あちこちの民家の軒先に手作りのミツバチ小屋を見ることができます。




日本では、ハチミツはスーパーや専門店で工業的に瓶詰めされた「ハチミツ製品」を購入する機会が圧倒的に多いですが、ポーランドでは、村のお祭りや食品フェスティバル、町中の青空市場などで、地元の養蜂家が一つ一つ人の手で瓶詰めにした100%ナチュラルのハチミツを購入することができます。

自家製ハチミツの売り場 自家製蜂蜜の売り場


ミツバチ小屋に集められた蜂蜜を、いっさい加工することなく人の手で瓶詰めにした天然ハチミツの味は、とにかく濃厚かつ芳醇。

いわゆる「加工ハチミツ」しか経験したことにない人は、ゼリーのように粘りのある食感や、花そのもののような香り豊かさにきっと驚かれることと思います。
ポーランドに旅行した日本人が意外とお土産に持ち帰るのが、この農家手作りの天然ハチミツなんですよ。

そんな味わい豊かなポーランドの蜂蜜がふんだんにとけこんだMiód Pitny (ミュウト・ピトヌィ)。

「蜂蜜酒なんて、果実酒みたいなもの」「発泡酒のハチミツ風味みたいに、甘いだけ」という先入観をきっと吹き飛ばしてくれることでしょう。

機会があれば、ぜひ味わってくださいね!


Miód Pitnyの種類と作り方

zestaw

ポーランドの蜂蜜酒Miód Pitny(ミュト・ピトヌィ)は、使用されるハチミツの濃度や製造法や醸成年月によって主に3種類に分けられます。

濃度の高く、醸成年月の長い順番から、Półtorak(プウトラク)、Dwójniak(ドゥヴイニャク)、Trójniak(トゥルイニャク)となります。

他に、数ヶ月で醸成できるCzwórniak(チュファルニャク)、Piątak(ピョンタク)という軽いタイプもあります。

これらの分類は、水1に対し、どれぐらいのハチミツが含まれるかで決まります。

たとえばApisのレシピを具体例に挙げると

Półtorak(プウトラク)── 水1リットルに対し、ハチミツ720グラム。少なくとも10年は醸成。

Dwójniak(ドヴイニアク)── 水1リットルに対し、ハチミツ610グラム。約7~8年かけて醸成

Trójniak(トルイニアク)── 水1リットルに対し、ハチミツ420グラム。約2~3年かけて醸成。

もう少し詳しく見ていきましょう。

Miód Pitnyの作り方は各家庭で様々であり、ウェブサイトでもいろんなレシピが紹介されています。

主材料は、水、ハチミツ、酵母菌、クエン酸。

これにハーブや果実シロップを加え、味と香りづけをします。

製造過程をおおざっぱに説明すると、まず水、ハチミツ、酵母菌を使ってアルコール成分を自然に発酵させ、「brzeczka(ブジェチュカ)」と呼ばれる中間物質を作ります。(何とも翻訳のしようがない)

これはあくまでイメージ画です。

brzeczka
 
蜂蜜酒の醸造

蜂蜜酒 作り方
蜂蜜酒の醸造



こちらの動画もよく出来ています。参考にご覧下さいね。

YouTube Preview Image

このbrzeczkaをさらに数週間かけて発酵させた後、10度から15度ぐらいの温度に保たれた暗所で何年もかけて醸成します。

その後、醸成酒をこして上澄みを取り出し、保存します。

自家製蜂蜜酒

自家製蜂蜜酒

ポーランドの場合、このbrzeczkaに、名産であるブラックカラント(黒すぐり)、ラズベリー、ローズヒップのシロップ、香草などを加えて、独特の甘みと香りを醸し出します。

黒すぐり

黒すぐり

ラズベリー

ラズベリー


ローズヒップ

ローズヒップ

蜂蜜酒 材料

その最大の特徴は、琥珀をとかしたような黄金色の輝きと、濃厚かつ上品な甘さ。

「ポーランドの蜂蜜酒を体験すると、他のものでは満足できなくなる」くらい魅せられてしまうのです。

奇しくも、蜂蜜酒をイメージする『琥珀』は、ポーランドの名産(バルト海方面)であり、愛を咲かせる宝石、「永遠」や「豊穣」を意味するパワーストーンとして知られています。

もしかしたら、ポーランドの蜂蜜酒は、琥珀の幸福な輝きを模しているのかもしれません。

 


ポーランドと手作りのお酒

4634075894_1785e483dd_z

私がポーランドに来た頃、一番感心したのは、どこの家庭の奥さんも、化学調味料やインスタント、レトルトなど一切使わず、それこそ塩・コショウだけで非常に美味しい家庭の味を作り出してしまう、という点でした。

メインの肉料理は言うに及ばず、サラダ、スープ、マリネ、ソース、時にはスープに浮かべるマカロニや燻製のハムまで手作りしてしまう姿に、何かと言えば「○○の素」や「○○のドレッシング」「シェフの味をまるごと濃縮」みたいなのに頼ることの多かった私は恥じ入ると同時に、「人間、これだけのものがあれば十分暮らして行ける」ということを身に染みて感じたのでした。

早い話、京都や大阪のバブリーな暮らしにどっぷり浸かっていた私とは対極にある知恵だったわけです。

もちろん、ポーランドの奥さん方も、料理自慢をひけらかすわけではなく、「ただ単に、(共産主義の時代は)物がなかったから、自分たちで作らざるをえなかっただけの話よ」と、あっさりしたものですけれど。

今ではポーランドも、ワルシャワやクラクフのような大都市に行けば、きらびやかな巨大モールが夜遅くまで大勢の人で賑わい、町行く女性達の姿もどこのパリジェンヌかニューヨーカーか、という感じで、ほんの30年前まで戦車が走り回っていた時代の面影はどこにもないのですが、一歩郊外に出れば、そこには頬被りしたマトリョーシカ人形のようなおばあちゃんがいて、国道の際まで牛やニワトリが堂々と歩き回り、庭先にはキノコが干してあるような暮らしぶりが何年も変わらずに続いています。

わけても驚いたのが、昔ソビエト軍との激戦地だったという森にお住まいの知人宅を訪問した時のこと。

質素なテーブルの上に隙間なく並べられたご馳走の大半が、「今朝おろしたニワトリ」「昨夜こねたパスタ」「3日前おじいさんが仕留めた鹿の肉」「1年かけて醸造した赤いボルシチのスープ」etc、しかもそれが昔ながらのストーブで作られたということでした。

写真は別宅のものですが、今も、国境沿いの集落とか、丘の上の一軒家とか、両隣が500メートル以上先にあるような郊外に行くと、これと同じストーブを使用している家が少なからずあります。

奥さま曰く、冬は暖房代わりになるし、鍋を置く位置によって微妙に火加減をコントロールできるので、特に煮物やスープに最適なのだとか。ちなみにポーランドの伝統料理「ジューレック」(ライ麦を発酵させて作る酸味のあるスープ)も、このストーブの端にライ麦を溶かした水を置き、3~4日かけてスープの素を仕込むんですよ。

ポーランドの昔のかまど

こうした趣向はシルバー世代や森の暮らしに限らず、何でも手に入る都会暮らしのキャリアウーマンでも手作りを好む人が多いです。

料理やデザートは言うに及ばず、アクセサリーやインテリア、収納、インビテーション・カードなども、自分で材料を買ってきて、まめに作ってらっしゃいます(男女を問わず)。

中でも感心するのが「お酒作り」。

自宅の庭で採れた葡萄を踏みつぶし、発酵させてワインを作る本格派から、市販の酒に果実や香草を加えてオリジナルのお酒を調合する人まで実に様々。

ディナーの席に有名なウォッカのボトルがぽーんと出てきたので、「ああ、この銘柄は久しぶりだなぁ」と思って飲んだら、どうも味が記憶と違うし、色も若干にごっている。……ま、まさか、古いお酒を飲まされたのでは……なんて勘繰っていたら、実はご主人の手作り柑橘系ウォッカで、サイドボードにずらりと並んだボトルの中身はいずれも自家製とのこと。

そう言えば、最近では、コーヒー豆を漬け込んだ「コーヒー・ウォッカ」というものをご馳走になり、いろいろ考えつくものだなぁ、と感動もひとしお。

1本何万もする高いお酒を振る舞うより、主が腕によりをかけて仕込んだ自家製ウォッカやワインをご馳走する方が、はるかに「おもてなしの心」にあふれている……そう考える人々が多いのかもしれません。

そういう文化的背景から、ポーランドでハチミツの醸造が盛んに行われ、その手法が今に伝えられているのも頷ける話です。

ちなみに「Miód Pitny」で検索すると、メーカーやショップのサイトと同じくらい、自家製レシピにヒットする確率が高いですよ。

自家製蜂蜜酒
写真Jak zrobić miód pitny w domu?

自家製蜂蜜酒

一口に「蜂蜜酒」と言っても、カナダ産やオーストラリア産など、いろんな酒類があって、どちらかと言えば、リキュールを思わせるような、爽やかな甘さのお酒に人気があるようですが、Miód Pitnyの特質を一言で言えば、まさに「ポーランドの手作りの味」。

「一家の主が仕留めた鹿の肉の煮込み」と一緒に出てくる「香草入り自家製ウォッカ」のパンチのある飲み口と、北国のお酒らしい濃厚な味わい、そして、豊かな果実や香草の風味が、地下室の素焼きのツボの中でフツフツと発酵し、幾重にも広がるハーモニーとなる、そんな印象です。

日本酒にたとえれば、『剣菱・2級』の迫力といったところ。

「淡麗辛口もいいけれど、やっぱり酒はこうでなくっちゃ」という、あの飲み応えです。

見た目も味わい深いポーランドの蜂蜜酒。

おもてなし大好きな、腕自慢の森の民を思いながら、ぜひ一度、体験してみてください♥


蜂蜜酒の「よくある質問」 ~味の特徴、保存方法など~

雪の中でアウトドア蜂蜜酒

写真:Miód Pitny degustacje plenerowe

一口に「蜂蜜酒」と言っても、飲んだことのない方にはなかなかイメージが湧きにくいですよね。

「甘い」といってもどれぐらい甘いのか、「スパイシーな味わい」とはどんな刺激なのか。

また、どれぐらい日持ちするのか、要冷蔵なのか、様々な疑問があると思います。

そこで、蜂蜜酒の「よくある質問」をQ&A方式にしてまとめました。

参考になれば幸いです♪

§ 蜂蜜酒 Q&A

Q. ポーランドの蜂蜜酒は、どれぐらい甘いのですか?

たとえば、高濃度タイプのPółtorak(プウトラク)は、1リットルの水に対し710グラムものハチミツが使われています。単純に考えれば、カップ一杯の7割がハチミツで占められるわけです。

が、実際には、その状態から蜂蜜を発酵させ、お酒を醸造しますので、そこまで強烈な甘さにはなりません。

あくまでエージェントの主観になりますが、Półtorakの甘さを紅茶にたとえれば、200ml入りのマグカップに大さじ3杯強のハチミツを加えた感じです。
中国の果実酒、「杏露酒」や「桂花陳酒」を飲んだことのある方なら、あれよりもう少しトロリとして甘味が強い、と言えばイメージしていただけるのではないでしょうか。

中濃タイプのDwójniak(ドゥヴイニャク) は、これより少し軽い感じ。そこまで大差はありません。

あっさり系のTrójniak(トゥルイニャク)になると、かなり軽くなります。イメージとしては、梅酒の甘さに似ています。Półtorakの好きな方なら「あれ??」と拍子抜けみたいに感じるかもしれません。

なかなか商品のイメージがつかみにくい方は、ミニボトル3点セットからお試しくださいね。

Q. 蜂蜜酒が甘すぎて、飲みきれません!

「せっかく購入したのに、甘すぎて飲みきれない」という方もあると思います。

そんな場合は、クールミードを試してみてください。

冷蔵庫で冷やすだけでもずいぶん違います。

あるいは、大きめのロックグラスにアイスをたっぷり入れて蜂蜜酒を注ぎ、レモンやミントを添えても美味しいです。少しずつ氷が溶け出すことで甘みも薄まり、とても飲みやすくなりますよ。

もう少し味に変化が欲しい場合は、果汁100%のオレンジジュースやパイナップルジュースをちょっと加えてみてください。カクテル風の味わいになります。

クールミード 蜂蜜酒 まんまる氷を浮かべる 



こちらのアイテムも参考にどうぞ

氷のいらないワインクーラー
真空二重構造のステンレス製ワインクーラー。結露せず、ワインの飲み頃温度を長時間キープする『氷のいらないワインクーラー』です。 シェーカー・メジャーカップ・バースプーンの基本バーテンダー3点セット。お家で気軽にカクテルが楽しめます。


冬場でしたら、ホットミードがおすすめです。

手頃な片手鍋に適量の蜂蜜酒を注ぎ、少量の「クローブ」「シナモン」を加えて、ゆっくりと50~55度ぐらいに加熱します。
ほんのり香りが立てば出来上がり。好みで少量のレモン果汁を加えても美味しいですよ。

こちらはApis直販のホットミード・セット。
蜂蜜酒を注ぎ、クローブとシナモンを浮かべ、キャンドルに火を灯して温めるだけ。15分ぐらいで適温(人肌よりちょっと温かいぐらい)になります。
ハチミツとスパイスのほのかな香りが広がり、キャンドルの癒し効果もありますよ♪

ホットミードセット



爽やかな香りのあるクローブ(丁子)。
ホットワインやホットビールにも最適です。
 


ホットミードに使うならパウダーよりも
スティックがおすすめ。
(パウダーはお酒が粉っぽくなるため)。
くるくるとかき回して香り付けして。
紅茶やハーブティーにも合いますよ♪

Półtorak Jadwiga(プウトラク ヤドヴィガ)やDwójniak Kurpiowski(ドゥヴイニャク クルピオフスキ)の場合、ちょっと濃すぎるかもしれませんが、Trójniak Piastowski(トゥルイニャク ピャストフスキ)だと、カクテルにもホットミードにも合います。

ボトルの底に余った蜂蜜酒は調味酒として活用できます。
純和風の煮物(肉じゃが、ぶり大根、おでん等)にはちょっとクセが強すぎますが、「トマト料理」「醤油ベースの炒め物、揚げ物」「中華」との相性は抜群。
トマト料理の場合、赤ワインの代替として、醤油ベースの炒め物や揚げ物、中華には「日本酒+砂糖」の代替として使ってみてください。
独特のコクと甘味が付いて、いつもの料理がちょっと違った風味になりますよ。

Q. 開栓後、どれくらい持ちますか?

蜂蜜酒は糖度が高いため、開栓後もほとんど風味や品質が変わらず、室温での長期保存が可能です。

テーブルやキッチンストッカーに二ヶ月ぐらい置いても、味が落ちたり、腐敗したりしません。

かといって、添加物が多量に使われているわけではなく、蜂蜜酒に含まれる高い糖分とアルコール成分が品質と風味をしっかりガードし、砂糖漬けのショウガや柑橘類のように長持ちするわけです。(Apisの蜂蜜酒は酸化防止剤を使用していません

ウソだと思うなら、開栓して一ヶ月以上経つジャムやハチミツを舐めてみてください。味や香りが変質して、カビが生えていますか? バターやクリームのように腐敗して、すえた臭いがするでしょうか? 多分、開栓した時とほとんど変わってないはずです。

蜂蜜酒もそれと同じで、しっかりコルクで栓をし、ボトルの口を清潔に保ち、直射日光の当たらない場所で常温もしくは冷所保存すれば、1~2ヶ月ぐらい安心して賞味できます。

私も二ヶ月以上キープしている蜂蜜酒がいくつかありますが、いつまでもハチミツの甘い華やかな香りがして、品質でも問題なしです。

BARやCLUBで半年以上キープしたウイスキーを召し上がっても大丈夫なのと同じです。

思えば、冷蔵庫も飛行機もなかった時代、ポーランドの貿易商人は、Miód Pitny(ミュウト・ピトヌィ)を西欧諸国の王侯貴族に捧げるため、馬車や船で何ヶ月も旅していたのです。保存の利くお酒だからこそ、広く浸透したと言えるのではないでしょうか。

我が家も、テーブルやキッチンストッカーなどにいろいろ取り揃えています。常温で長期保存ができて、いつでも気軽に一杯ひっかけられる、というのが、Miód Pitnyの大きな魅力の一つだと思います。

こちらは我が家での一コマ。

高濃度タイプのプウトラク・ヤドヴィガは、ダイニングの戸棚に置いています。開封してから1ヶ月以上経ちますが、ほとんど味は変わりません。ポーランドでも高級酒に属するので、ちびちびと飲んでいます。

調味酒に使っている、あっさりタイプのトゥルイニャク・ピャストゥンは、キッチンのストッカーに保存しています。開封してから2ヶ月以上経ちますが、調理に使う分にはまったく問題ないです。主にトマト料理に使っています。

蜂蜜酒の常温での長期保存
蜂蜜酒の常温での長期保存

Q. 蜂蜜酒は美容と健康に利きますか?

一般に、ハチミツと言えば、ミネラルが豊富で栄養価が高く、美容と健康によい食品と言われています。

蜂蜜酒の場合、ハチミツを発酵させて醸造するので、ハチミツがそのまま溶け込んでいるわけではありませんが、焼酎や日本酒、ビール、ウイスキーといった一般的なアルコール飲料と異なり、お腹にやさしく、製造過程で様々な果汁やスパイスを加えるため、栄養価に富んでいるという利点があります。

具体的なデータはありませんが、蜂蜜酒のメリットを挙げると……

(1) 糖度が高いため、飲み過ぎることがない(満腹感を感じやすい)

ビールやチューハイの場合、大ジョッキで一気飲み、それもお代わり3~4杯、日本酒でも気がつけば二合、三合と進んで、あっという間に飲み過ぎるケースが大半ではないでしょうか。

しかし、蜂蜜酒の場合、非常に糖度が高いことから、まず「大ジョッキで一気飲み」なんて不可能です。よほどの甘党でもない限り、ショットグラスに2~3杯が限度ではないでしょうか。ロックやカクテルにすればもう少し進むかもしれませんが、それでも満腹感を感じるのが早く、一回に200ml飲めたら上等だと思います。

この「飲み過ぎない」というメリットは、カロリー制限にもなりますし、アルコールを控えめにするよう指導されている方は、ちょうど口寂しくない程度にお酒を楽しめるので、ある意味、健康に良いといえると思います。

ビール腹やメタボが気になりだしたら蜂蜜酒に乗り換える、というのも一つの方法ですよ。

(2) 糖度が高いため、食べ過ぎることがない

ビアホールや居酒屋に行くと、こてこての唐揚げやポテトフライ、チーズ焼きやサイコロステーキのような高カロリー、高脂肪の肴を注文されるケースが大半だと思います。しかも、その後に、猛烈に塩気が欲しくなり、ラーメン屋に直行。飲み会がノリノリなら、カラオケでまたチューハイとスナック菓子を注文して……なんてこともあるでしょうね。

その点、蜂蜜酒は糖度が高く、満腹感を得やすいため、唐揚げやポテトフライのようなボリュームたっぷりの肴を際限なく食べる、ということがありません。
正直、チーズ二切れもつまめば満たされてしまう。いやもう、蜂蜜酒一カップで十分に糖度がまわり、食欲が落ち着くのです。

その昔、私も夜食を食べ過ぎることが多く(ポーランドでは夜8時頃にいただく二度目のディナーを「夜食」と呼びます)、あっという間に体重が肥えたことがありました。ウォッカやワインを口にすると、かえって食欲がそそられ、ハムだの、ソーセージだの、サンドイッチだの、無性に欲しくなってしまうんですね。

ところが、蜂蜜酒の場合、Półtorak Jadwiga(プウトラク ヤドヴィガ)一カップでかなり満たされますから、肴もセーブするようになります。

女性で、夕方から夜にかけて、ケーキやクッキー、チョコレートなど甘いお菓子をついつい口にしてしまう人は、代わりに蜂蜜酒を飲んでみてください。アルコールと相成って、あっという間に満たされ、甘い物へのモーレツな欲望を抑えられると思います。

そういう意味でも、健康に良いですね。

(3) 消化が良いため、ナイトキャップに最適

なんとなく夜眠れなくて、ワインやウイスキーをナイトキャップに飲む方も少なくないと思います。私も以前はウォッカや梅酒などを好んで飲んでいました。
しかし就寝前、胃も休もうという時に、ウォッカだのウイスキーだの飲むと、消化管の負担になる上、勢いでチップスだのビーフジャーキーだのつまもうものなら、もうサイアク。

その点、蜂蜜酒は消化に良く、ワンショットでほどよく酔いが回るので、ナイトキャップに向いています。
特に不眠に悩む女性におすすめですよ。

(4) あわててボトルを空ける必要がない

蜂蜜酒は常温での長期保存が利くことから、あわててボトルを空ける必要がありません。

ビールや発泡酒は開栓したその場で空けてしまわないと残り物は飲めないし、ワインもせいぜい2~3日ですよね。
そういう「もったいない感」から、たいして飲みたくないのに、ボトルを一気飲みしてしまう、これは飲み過ぎとカロリー過剰摂取につながります。

その点、蜂蜜酒は、味落ちや品質低下を気にすることなく、ちびちび飲み続けることができるので、そういう意味で、健康に良いです。

Q. 蜂蜜酒の美味しい飲み方を教えて下さい。

夏は、ロックアイスにレモンスライスを添えて、冬は、ホットミードにすると格別です。

ストレートで飲む場合は、グラスより陶器カップの方が味わいが増します。

§ 参考記事

初めての方は、こちらも併せてご覧下さい。

初めての方へ
Miód Pitnyの楽しみ方


甘味としてのハチミツと洋食文化

私も日本に居た頃は、ハチミツなんて年に一回買うかどうか、たまに気が向いた時、ホットケーキのシロップに使うぐらいで、商品棚をチェックすることさえありませんでした。

しかし、ポーランドに来てから、その消費量は毎月1000ml超え。

市場で買ったオール・ナチュラルのハチミツ250ml入りボトルがあっという間になくなってしまうのですから、本当によく食するようになったとつくづく思います。

ちなみに、私のこだわりアイテムは、「蕎麦の蜜」と「針葉樹の蜜」です。

主な使い道は、「料理」「シリアルやケーキのトッピング」ですが、やはり一番量を使うのが「お茶の甘味付け」です。

紅茶やハーブティーは言うに及ばず、緑茶にもたっぷり使います。

「緑茶」と言っても、いわゆる「煎茶」や「玄米茶」のような日本茶とは大きく異なり、一口に言うなら「紅茶の緑バージョン」。

紅茶から紅色を抜いたような苦みと渋みがあり、ストレートで飲むのはかなりきついため、どうしても甘味が欲しくなるのです。

もちろん、ポーランドの人がみなお茶の甘み付けにハチミツを使っているかと言えば決してそうではなく、白砂糖を使っている家庭も多いです。

ただ、美容と健康を考えるなら、工場で大量生産された白砂糖を使うより、天然のハチミツの方が栄養面でも、味の面でもはるかに優れていることから、我が家では「ハチミツ」が欠かせないんですね。

では、なぜ、それほど甘味のきいたお茶が欲しくなるのか。

理由の一つには、「洋食文化」があると思います。

たとえば、和食の場合、肉じゃがでも、おでんでも、うどんでも、味に立体感を出すために少量の砂糖を使いますよね。

でも、洋食は、バター、生クリーム、ハーブ、スパイスで、肉の臭みを消し、味に味を重ねてゆきます。

和食の「素材の旨味を引き出す」というのとは、ちょっと趣が異なるんですね。

洋食の場合、料理にほとんど砂糖を使わないせいか、食後に、モーレツに甘みが欲しくなります。

そこで「デザート」。

食事が終わると、必ずと言っていいほど、ケーキやクッキーが出てきます。

男性でも、生クリームがたっぷりのケーキをむしゃむしゃ。

この辺りで、「食文化が違うなぁ」とつくづく思うわけです。

kolacjaと蜂蜜酒

kolacjaと蜂蜜酒


我が家では、甘味の補給に、ハチミツたっぷりのお茶を出すようにしています。

レモンとハチミツが利いたハーブティーや紅茶を飲むと、不思議とケーキやクッキーを欲しいと思わなくなるからです。

お茶の甘味はもちろん、料理の味付けやトッピングに欠かせないハチミツ。

特に、醤油との相性は抜群なので、砂糖の代用として取り入りてはいかがでしょうか。


Highslide for Wordpress Plugin