日本といえば「Green Tea」を連想するほど、緑茶は海外でも大人気。
こんなポーランドの地方都市にも「Green Tea」はたくさん売られています。
が、しかし。
日本の茶畑で摘まれた、本物の日本茶葉が売られているのかといえばそうではなく、箱に入っているものはとっても怪しげ。
「Green Tea」とか「Japanese Tea」とか銘打っていても、なんか違うんですね。
先日、親しくしていただいているアガタさんのお家に訪問した際、本家本元、伊藤園の抹茶入り玄米茶をプレゼントしたら、
「色が本当に緑色だわ!これが本当の『緑茶』なのね!」
と、感激しておられました。
ポーランドで売られている「Green Tea」って、黄色くて、時間とともに茶色に変色するそうです。いったい、どんな茶葉が入っているのやら・・。
また、玄米茶の香ばしさもポーランドの方にはまったく馴染みのないもの。
世界中、どこを探しても、ローストした米をブレンドした茶葉など無いそうです。
「米を燻る」という発想自体、珍しいそうですよ。
私たちは当たり前のように親しんでますけどね。
ちなみに、フロリダに行った時は、「ハチミツ入り緑茶」や「オレンジ果汁入り緑茶」「ジャスミン風味緑茶」といった、ブレンド物がたくさん売られていました。
こちらの方にとって、日本茶ならではの渋みはかなりキツイみたいで、子供さんに飲ませる時も、ハチミツや砂糖を入れて味付けしないとダメなようです。…
先日、息子とマクドナルドに行きました。
ケンタッキーもスターバックスもない我が町にも、マクドナルドだけは2軒もあって、連日、商売繁盛しています。
……とはいえ、コーヒー1杯、ハンバーガー1個だけのお客のなんと多いこと。
日本でハンバーガー1個だけ注文しようものなら、「あの人、ケチ??」って白い目で見られそうだけど、ポーランドでは、セット注文する方が「あら、お金もってんのね」って感じ。
それもそのはず、日本円的感覚で、チーズバーガー1個300円、デラックスバーガー800円、バーガーセット1600円って感じだもの。
マクドナルドでポテトと飲み物付きのバーガーセットを頼むお金があったら、近くのBarで、チキンカツ+マッシュポテト+サラダの定食が食べられるよ、って感じ。
ここでは「サンパチセット」も「サンキューセット」もあり得ない!! んですよね。。。
でも、チーズバーガー3ズロチを日本円に換算すれば約100円なのだから、値段としては相当なのです。
ポーランド通貨がそれだけの力を持っていないだけ。
だから、マクドナルドに足を踏み入れた時、「うわ、安い~」と感じるか、「高いなぁ。これならSphinx -スフィンクス-(ポーランドで全国展開している多国籍風ファミリーレストラン。ウェイターにイケメンが多く、サービスも上々。子連れで行っても歓迎してくれる。帰るときは、代金1割のチップを忘れずに)で、ケバブセットでも注文した方がマシじゃーん」と思うかで、現地生活の浸透度が分かります。
ポーランドでは、マクドナルドは、決して安いファーストフード店ではない、ということですね。
おまけに、外気0度にもかかわらず、店内にはほとんど暖房が効いてなくて、大理石のテーブルがひんやりとする。
ポテトもバーガーもあっという間に冷たくなって、なんだか高いだけの侘びしい食事に感じられてなりません。
ゆえに、ジャンクフード大好きな私も、ポーランドに来てからは、マクドナルドなんかほとんど行ってない。
ファーストフードが食べたければ、通りの屋台で7ズロチのKEBABを買う。…
『ポーランドの美味いもの』と言えば、ソーセージとか、カツレツとか、ジューレックとか、本当にたくさんあるのですが、山岳リゾートで一番よく目に付くものと言えば、Oscypek(オスチペク)でしょう。
このスモークチーズは、塩のきいた羊のミルクに牛乳を加えて固め、14日以上かけて燻製にした山の民の秘伝のチーズです。
ラグビーボールのような形に、カメの甲羅のような模様がトレードマークで、タトラ山脈・ザコパネのような山岳地方へ行くと、道のあちこちに小さな屋台を見ることができます。
普通のチーズよりかなり塩辛く、鼻の奥にこもるような独特の匂いが特徴。
一般的なチーズと違い、歯触りがシャコシャコしており(なんとなくゴムっぽい)、しっかりスモークした黄土色タイプと、クリーミーな乳白色タイプと二種類あります。
そのまま食べても美味しいですが、表面に軽く焦げ目がつくぐらいグリルで焼いて、クランベリーのジャムをシロップを添えていただくと美味しさが引き立ちます。
あるいは薄くスライスして、カナプカ(サンドイッチ)としていただいてもOK。塩味が利いているので、疲れた時のランチにもピッタリです。
スルメみたいな細長いOscypekもあります。
私が初めて自分から声を掛けた「通りすがりのポーランド人」は、Oscypekの屋台のおばあさんでした。
都会の真ん中でもOscypekは売っていますが、やはり山の澄みきった空気の中、屋台で買うOscypekの方が美味しいです。
機会があれば、ぜひお出かけになって、お買い求めください♥
その他のOscypekの写真はこちら。…
ポーランドと言えばハム&ソーセージ。
わけても肉厚でジューシーなソーセージはポーランドの特産品として海外でもよく知られ、重要な輸出品の一つとなっています。
日本の粗挽きもビックリの濃厚ソーセージを、牛の肩肉やシシカバブと一緒にいかつい炭火でジュウジュウと焼く。
夏のリゾートでは、あちこちに美味しい焼き肉の匂いが立ちこめ、その周りにはビールを片手に豪快に頬張るお客さんでいっぱい。
屋外の屋台では、下の写真のような使い捨ての紙のプレートにプラスチックのナイフ&フォークで振る舞われることが多く、今にもコロっと転げ落ちそうなソーセージの傍らに、ケチャップとマスタードをたっぷりのせ、薄切りしたパンを添えていただくのがポーランド流。
グリルはお店でなくても盛んで、屋外に出かけたら、あたりに落ちている枝や葉っぱを集めて火をおこし、ソーセージを木の枝に突き刺してよくあぶります。
やがてソーセージから肉汁がしたたり落ち、実がはじけるほど熱が通ったら出来上がり。
私も最初はそのへんに落ちている木の枝に肉を突き刺して……というのには抵抗があったのですが、今は平気です(^_^;
自然の煙に焙られて、何ともいえない香ばしさです。
ポーランドでは肉類はデリカコーナーで量り売りが基本。
欲しい分量だけその場で注文して、大きな肉のブロックから分けてもらいます。
グリルだけでなく、ポテトを添えたり、オープンサンドの具としてそのまま食べてもOK。
伝統的なスープ・ジューレックの具としても重宝します。
§ 蜂蜜酒とグリル
グリルと言えば「ビール」が一般的ですが、もちろん、蜂蜜酒に合わせても美味しいです。
甘いお酒にはライトな肴というイメージがありますが、香草の利いたスパイシーで濃厚なミュウト・ピトヌィにには、それに負けないぐらい歯ごたえのある肴が意外とあうんですね。
高濃度のヤドヴィガや中濃タイプの…
ポーランドはとにかくLody(ロディ)と呼ばれるアイスクリームが最高に美味しい♥
男性も甘党が多いせいか、昼間でもアイスクリームの屋台の前は長蛇の列。
スウィートとは縁遠そうなオジサン」が、チョコレートソースのたっぷりかかったアイスクリームを美味しそうに頬張る姿もこちらでは当たり前の風景。
写真は、我が町で一番のソフトクリーム屋「Micky」のワッフルコーン。
「ポレヴァ」と呼ばれるチョコレートのトッピングをたっぷりかけていただきます。
ポーランドは牛がいいミルクを出すので、乳製品はいずれも濃厚かつクリーミィ。
インスタントコーヒーのパウダーミルクでさえ「まったりさ」が日本のものとは比較にならないそうですよ^_^;
とにかく、美味しいっす。

厳密には、スプーンですくうタイプのアイスクリームをLody。
いわゆるソフトクリームは、「スクレンチョーネ(曲がったやつ)」とか「ロディ ヴオスキ(イタリアン アイスクリーム)」とか言います。
最近の流行は、「スウェデルキ」と呼ばれるアメリカンタイプのソフトクリーム。
ちょっと固めで、細長くて、人工的な味がします。私はあまり好きじゃない・・
写真がないのが残念。
§ Flickrより
その他のフォトはこちら
§ …

ポーランドで人気のリゾートZakopane(ザコパネ)のグオグフカ山頂にあるプラツキの屋台。
プラツキは、ポーランド風ハッシュポテト。
ジャガイモと玉ねぎをすり下ろし、少量の小麦粉を加えて、お好み焼きのようなペースト状にしてフライパンで焼きます。
美味しく作るポイントは、コショウをちょっと多めに振ること。
ピリっとスパイシーな風味が、ぽてっとしたジャガイモの食感にぴったり。
地元の人はニンニク入りのサワークリームを添えて食べるのが好きみたいだけど、私には刺激が強すぎ。
そのまま焼きたてを食べるのが一番です☆
§ ザコパネに関するその他の記事
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§ Flickrより
プレーンでいただいたり、ハンガリー風ソースやキノコのクリームソースをあえたり、いろんな楽しみ方があるプラツキ。
しかし、レストランで注文すると、お皿にてんこもり盛られてくるので、一人ではとても食べきれません(´ヘ`;)
一度本場の味を試してみたい方は、一人分を数人と取り分けるのがベターです。
有名なニュースなので、改めて申し上げる必要もありませんが、ポーランドの「超」伝統的な菓子メーカー「ヴェデル」Wedelがロッテに買収されました。
ロッテ、ポーランドの最大手チョコレートメーカー E. Wedel社を買収
ヨーロッパでの事業基盤を強化
http://www.lotte.co.jp/news/news836.html
株式会社ロッテホールディングス(本社:東京都新宿区、代表取締役会長:重光武雄/以下ロッテ)は2010年6月25日(金)に、
ポーランド最大手のチョコレートメーカーE. Wedel (ウェデル)社の全株式をKraft Foods Groupより取得する契約を締結しました。
E. Wedel 社の買収は、規制当局の承認を条件とするものです。買収対象にはE. Wedel社の事業・関連ブランド及び
ワルシャワの製造工場が含まれております。E. Wedel社の2009年12月期の売上高は141億円、従業員は約1,000人です。
思えば、夫の家族に初めて紹介された時、お土産に渡されたのが、ショパンの絵の描かれたWedelのチョコレートの詰め合わせでした。
「ポーランドで最も伝統的で、最も美味しいチョコレートなのよ」…
白いご飯にまでマヨネーズをかけて食べるほどマヨネーズ好きな人には想像もつかないかもしれないけれど、私はこの世で何が嫌いって、マヨネーズが嫌い。
視界に入ってもイヤ。鼻先をかすめてもイヤ。
わずか1滴のマヨネーズが野菜やお皿に付いているのを見ただけで気分が悪くなるほどです。
そんな私にとって、ポーランドのサラダづくしはかなりつらい。
こちらのサイドディッシュといえば、たいてい生野菜のサラダで、それもマヨネーズをからめたメニューが多いからです。
そんな私が、最近、一押しで気に入っているのが、Winiaryの『ヨゴマヨ=Jogomajo』。
文字通り、新鮮なヨーグルトをふんだんに使った、爽やかな風味のマヨネーズです。

このヨゴマヨに、カレーパウダー、レモン果汁、塩・コショウ少量を混ぜると、スパイスの利いたマヨネーズソースになります。

魅惑のカレーマヨネーズ・ソースに最適な材料は次の通り。
・グリーンリーフ(サラダ菜、レタスなど)
・トマト
・レッドラディッシュ
・ハムの角切り
・コーンの缶詰
・パイナップル
仕上げにグリーン系のハーブをぱらぱらっと散らすと美味しく仕上がります。
私は写真がヘタなので、美味しそうには見えませんが・・。

この『ヨゴマヨ Jogomajo』を使ったカレーマヨネーズ・ソースなら、マヨネーズ苦手な私でも美味しく食べることができます。
日本で手に入らないのは残念ですね☆…
ポーランドの人は、とにかくグリルが大好き。……というか、それぐらいしかエンターテイメントが無い、というのがほんとかも。
ホームセンターに行けば、グリル用の器具はもちろん、オイル、石炭、スパイス、屋外用テーブルセットなど、いろんな商品が手に入ります。
今回は、グリルの定番キューバッサ(ソーセージ)の他に、北海産のサーモン、ベーコンを焼いてみました。
傍らに転がっているのが、近くのリンゴの樹に鈴なりになっていたもの。
これもグリルして焼くと、甘酸っぱくて美味しいのです。

ポーランド製ベーコン。肉が非常に厚くて、塩味が強い。
グリルする時は、カリカリになるまで、しっかり焼くのがポイント。
鶏肉や牛肉よりも、味にコクがあって、非常に美味です。

グリルの準備は男性におまかせ。ポーランドでは男性がよく働きます。
女性は食べるだけ。

もうもうと煙りつつ、焼き上がりを待つ。
サーモンにはレモン汁を添えるのがポイント。
また、ガーリックペーストを塗りつけたフレブ(パン)を焼いても美味しいです。

子供の頃、『アルプスの少女ハイジ』を見ながら、
あんなチーズが食べたい。

こんなパンが食べたい。


こんな場所でパンとチーズのお弁当を食べたら美味しいだろうな。

と思った人は、私だけではないはずだ。
ポーランドに来てから、ハイジの暮らしは、決して「アニメの作り話」ではないことがよくわかった。
パンも。(やはり主食だけあって、種類が豊富)

チーズも。(大きな穴あきブロックを量り売り)

まさにハイジの世界。
物語の中で、ピーターのおばあさんが、「死ぬまでに一度でいいから白いふかふかのパンが食べてみたい」と願っていたエピソードがありましたが。
それは多分、今で言う Bułka (白いレギュラーの小麦粉を使った丸パン)のことだったんだなあ、とつくづく。

子供の頃は、何のことかよく分からなかったけれど、ポーランドに来てから、「ああ、これが、ピーターのおばあさんが食べていた黒パンで、こっちがクララの家で出ていた白いふかふかのパンか」と理解したのでした。(これはポーランドに遊びに来た知人も言っていた)
ピーターのおばあさんは、今で言うChleb żytni razowy wieloziarnisty(様々な穀類から作ったパン)を食してらっしゃったんじゃないかしらね。

思えば、食に限らず、「ハイジの世界」は、今もポーランドにあるんだよね。…