ポーランドの学科試験は、けっこう面白い問題が出ます。

自転車で横断中のおじいさん。
ドライバーのふさわしい行動はどれか。
A. 注意の喚起が必要
B. クラクションを鳴らす
C. 自転車を優先する
答えはA,C。
むやみにクラクションを鳴らしてはいけません!!

酔っぱらい登場。 → ポーランドらしい出題。
ドライバーが注意すべきことは、
A. いつでもブレーキをかけられる用意をする
B. この歩行者は交通法規を意識していないものと心得る
C. この歩行者が車道に飛び出すことを想定しなくてよい
答えは当然、A,Bです。

ポーランドでは、昼間の視界良好な時もŚwiata Mijania(ロービーム)を点灯することが法律で義務づけられています。
したがって、点灯が必要な条件は、
A. 一年中
B. 郊外
C. トンネル…
※これらの情報は2008年度のものです。規定は年々変わっていますので、必ず自治体の交通課もしくは自動車学校で確認してください。※
ここでは、ポーランドで安全運転するためのポイントを紹介しています。
右折信号、ロンド、標識だけの交差点など、日本では馴染みのない交通サインもたくさんありますので、路上に出る前にしっかり予習して下さいね。
§ 優先順位について
ポーランドでは町中でも信号のない交差点が多い。
信号のない場所では、黄色い三角と黄色い四角の標識によって優先順位が定められる。
黄色い三角 ・・ 優先権を譲る
黄色い四角 ・・ 優先
十字路の太い線 ・・ 優先
この優先順位を瞬時に認識しなければならないので、
慣れないうちはしっかり予習した方がよい。

この場合、「2」「3」の車両が優先となり、
「1」の車両は、一番最後に発進しなければならない。

このタイプの道路標示が非常に多い。
黄色い四角に記された太い線が優先車道を表す。
この場合の優先順位は、「4」「3」「2」「1」となる。

この場合、「2」が最優先され、次に縦方向の車両となるが、
「3」が左折する場合、「1」が優先となる。
優先順位は、「2」「1」「3」である。…
※ここではポーランドにおける運転免許取得の学科試験に関する情報を掲載しています。情報は2008年度のものです。規定や基準は年々変わっていますので、必ず自治体の交通課もしくは自動車学校にお問い合わせください※
§ 学科試験について
学科試験は、路上教習に出る前と、本試験の2回受験します。
出題される内容は例年ほぼ同じで、コンピュータを用いたテストの場合、想定問題490問中18問がその場でランダムに抽出され、16問以上を正答すれば合格になります。
選択肢はABCと3つありますが、正答は「Aのみ」のように1つだけ場合もあれば、「ABC」と全て正解の場合もあるので注意が必要です。
ペーパー試験の場合は、全部で27組あるZestawシート(1zestawにつき18~19問が出題)の中から1枚がその場で抽出され、 16問以上を正答すれば合格になります。
合格率は、80%前後です。
試験会場は次のような感じです。
試験官から何番のブースで受験するか口頭で指示がありますので、それに従って着席します。

デスクには写真のようなコンソールが備え付けてあります。
最初に操作に慣れるための練習問題がありますので、幾つか試してから本番の試験を開始します。
問題をすべて解答し終わったら、「Koniec(終了)」ボタンを押します。
合否はその場で判定されるので、判定画面が出たら試験官に試験が終了したことを告げて退席します。
早い人なら5分くらいで終了します。
その後、技能試験の集合場所に向かいます。

§ 学科試験の内容
学科試験の内容は大別すると以下の通りです。…
※ これらの情報は2008年度のものです。規定や基準は年々変わっていますので、必ず自治体の交通課もしくは自動車学校で確認してください。※
§ はじめに
海外生活の自立において不可欠なのが、「自分で何処でも移動できる」という事です。
市内は言うに及ばず、近隣の町、遠くの観光都市、しいては隣国まで、周りのサポートが無くても自分ですいすい移動できてはじめて、現地生活の快適さや「この国の住人になった」という実感が得られるのではないかと思います。
ポーランドも、都市部においては交通が整備され、ちょっと町中を移動するぐらいならほとんど不便は感じませんが、生活が本格化し、子供の学校の送り迎えやハイパーマーケットでの買いだめ、友人・親族との小旅行など、「マイカー」が必要になってくると、「自分で運転できない」というのは物理的にも精神的にも大きな負担になることがあります。(いつでも夫・家族・知人らに依存しなければならないので)
かといって、右側通行のこの国で、しかも、オートマ車ではなくミッション車ばかりの環境で、「すぐに自動車を運転する」というのは、たとえ日本で免許を取得し、いくらかの運転歴があったとしても、「かなりの危険を伴う」といっても過言ではないと思います。
何十年も安全運転しているようなベテラン・ドライバーならともかく、ほとんどペーパーに近い人や、日本ではAT車ばかりで路上でMT車を運転した経験が少ない場合、日本では馴染みのない環状道路(ロンド)、信号のない交差点での優先表示(地方に行けば町中でも信号のない交差点が多いです)、右折信号や左折のタイミング(日本と逆になります)、中央分離帯での転回など、実際に現地で運転してみたら「危ない」と感じることが多いからです。
現在は、書面によるポーランド免許への切り替えも可能で、誰しもが現地で教習を受ける必要はありませんが、『安全運転』を第一に考えるなら、現地免許の取得とまではいかなくても、路上教習だけでも受講されるのが望ましいと思います。
(『路上教習のみ』の場合、60分=40~60PLNが相場です。時間数は、技能の上達を見ながら、インストラクターの指示を仰ぐといいでしょう)
また、日本での運転歴があっても、
・日本の運転免許の期限が切れている
(免許の取り直しは必須)
・AT限定免許である
(現地の管轄部署に要確認のこと。AT限定免許でMT車を運転すると、違反に相当することがある)
といった問題がある場合、ポーランドで新たに運転免許を取得する必要があります。
★参照記事…