ポーランドとスロヴァキアの国境にそびえる雄大なタトラ山脈。
ザコパネと呼ばれる麓の小さな町は、今や世界中から観光客が訪れるポーランド屈指の山岳リゾートです。
2000m級の山々が連なるタトラ山脈ですが、スロヴァキア側の風景が険しく男性的なのに比べ、ポーランド側は女性的。表情豊かで優しい印象を受けます。
ザコパネも見所がたくさんありますが、代表的なのが「海の瞳」を意味する Morskie Oko(モルスキ・オコ)。
火山によって出来たカルデラ湖の一種ですが、その神秘的な青色は「海の瞳」の名にふさわしく、胸に染み入るような美しさです。水が透き通るように澄んでいて、魚が元気に泳ぎ回っていました。
写真はモルスキ・オコからさらに200mほど登った所にある、「Czarny Staw pod Rysami」というカルデラ湖畔から撮影。

Morskie Oko モルスキ・オコ

湖面に映える黄葉の山。
平原の国ポーランドとは思えない、優美な山並みが素晴らしい。

Morskie Oko モルスキ・オコ

こちらも黄葉に変わりつつある山肌。
「黄金の秋」と呼ばれるように、黄金色の木々はポーランドの秋の象徴です。

Morskie Oko モルスキ・オコ

鏡のように澄み切った水。見る角度によって様々な色に輝きます。
水の美しさを守るため、湖一帯は遊泳および釣り禁止。
車両制限もあり、観光客は駐車場から2時間余りかけてMorskie Okoに続く山道を登らねばなりません。
(以前は湖の側まで一般車両が入れたそうですが、公害が進んだため、現在は完全にシャットアウトされています。)
歩くのがしんどい人や子供には、片道30ズオティの馬車もあり。
私も時間節約の為、往路は馬車を使いました。

Morskie Oko モルスキ・オコ

山肌からは自然な湧き水が小さな流れを作って、湖に注いでいます。
雪解けの頃は特に水の量が多くなります。
飲み心地も抜群で、硬質な舌触りです。

Morskie Oko モルスキ・オコ

湖の入り口には、宿泊所を兼ねた小さなロッジがあります。
軽食もサーブしています。
写真は、ロッジ付近の階段を下りたところ。
湖畔にはいつもたくさんの観光客がくつろいでいます。

Morskie Oko モルスキ・オコ

Morskie Okoから、さらに200mほど登った所にある小さなカルデラ湖、「Carny Staw pod Rysami」。
こちらも恐ろしいほど水が澄み切って、妖しいほどでした。
ものすごい岩場の急斜面を登らねばならないので、ここまで足を運ぶ人も少ないようですが、一見の価値あり。
山道はさらにこの岩場を越えて、2499mのRysyと呼ばれる山頂に続きます。
ここからは本格的な登山家向きのルートになります。

Carny Staw pod Rysami

ロケーション

詳しいインフォメーションはこちら

http://www.zakopane.com/
http://www.zol.pl/

写真撮影:2003年秋